あらゆるカーボン・CFRP試作に対応

製品化の実現

当社では、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を始めとする複合材部品製造で55年の実績があります。カーボンやドライカーボンと呼ばれる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、オートクレーブ成形設備をはじめとする環境・設備が必要です。当社では、オートクレーブ設備は大型(Φ3m x L6m)のものと高圧(最大2.0MPa)の設備を保有しています。また、RTMやVa-RTM、プレス機、炭素繊維を造形可能なFDM方式3Dプリンターなどの各種成形設備を保有しており、形状やコスト・生産量などお客様のご要望に沿った提案によって製品化を実現いたします。

設備紹介 EQUIPMENT

CFRPが使われている用途について

CFRPは幅広い分野、用途で活用されています。

バイク  外装部品・構造部品・ヘルメット

自動車  外装部品(ボンネット・ルーフ・トランク・ドア・フェンダー・バンパー)・インパネ部品・構造部品(シャーシ・フレーム・ホイール)・水素タンク

航空機  外装構造品・内装部品

宇宙   ロケット・人工衛星

防衛   構造部品

医療   X線CTベッド

福祉   装具・車いす・松葉杖

芸術   アート作品

スポーツ ゴルフシャフト・釣り竿・テニスラケット・自転車・野球バット

建築   コンクリート補強・耐震補強

風力発電 大型ブレード

ロボット 搬送用ロボットアーム

UCHIDAでできること

当社では、CFRPを始めとする複合材の成形加工において、設計・解析からCFRP製造、二次加工・アッセンブリ、塗装、品質保証、試験までOne-stopで対応できます

オートクレーブ   

成形型にプリプレグを積層し、真空バックを行いオートクレーブ内で加温・加圧し、樹脂を硬化させドライカーボンと呼ばれる高品質なCFRP製品を製作します

サイズ

①φ3m x 奥行6m 温度MAX 200℃:圧力MAX 1.0MPa

②φ1.15m x 奥行 1m 温度 MAX 400℃:圧力 MAX 2.0MPa

 

プレス機  

    

奥行1.2m x 幅1.5m x 高さ1.7m MAX 630ton

樹脂注入機 

プレス機と連動しHP-RTM(High Pressure Resin Transfer Molding)やWet-RTM、Gap-RTM製法が行えます。従来のRTMと比べ、ハイサイクル成形が可能となる製法です。

    

サイズ Resin 60ℓ(エポキシ樹脂)、Hardener 25ℓ(アミン系)

3Dプリンター

ナイロン樹脂をベースに炭素繊維を積層造形可能な3Dプリンターです。

サイズ 奥行132mm x 幅320mm x 高さ154mm

その他

大掛かりな成形設備を必要としないハンドレイアップ、Va-RTM製法も対応可能です-幅広い設備と長年蓄積した技術ノウハウにより、あらゆるCFRP試作開発に柔軟にお応えします。

リードタイム

3Dデータ作成から製作した場合:1か月程度

データ支給から製作した場合:2-3週間

現物から反転型を製作して作る場合:1-1.5か月程度

3Dプリンターでの製作:最短2日

実際は、サイズ・数量などの仕様条件や生産状況により変動いたします。

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UCHIDAについて - 創業55年

当社では、FRP・GFRP・CFRPを用いたCFRP成形加工メーカーとして多くの技術ノウハウを活用し、設計・解析から製造、二次加工・アッセンブリ、塗装、品質保証、試験までワンストップに対応しています。

UCHIDAの設備

UCHIDAではお客様の高度な課題にも対応できるように最先端の設備を導入しております。

動画で見るUCHIDA

下記動画にて製造工程を細かく紹介しております。是非ご参照ください。

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