CFRP成形メーカーの選び方

成形メーカーの視点から

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)をはじめとする複合材料は、『軽くて・強い・腐食しない』という代表的な利点を生かし様々な場面で製品化されています。ここでは実際に製造している成形メーカーをどのような視点で選ぶといいのか、を解説します。

製品化の実現に向けて

当社では、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)をはじめとする複合材部品の製造で55年の実績があります。カーボンやドライカーボンと呼ばれる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、製作品の形状や製造ボリューム・製作リードタイムなどに適した環境・設備がそれぞれ異なります。当社では、大型オートクレーブ装置、RTMやVa-RTM、プレス機、炭素繊維を造形可能なFDM方式3Dプリンターなどの各種成形設備を保有しており、形状やコスト・生産量など、お客様のご要望に沿った提案によって製品化を実現します。

成形メーカーの選び方

では、CFRP化を検討されているお客様は、どういった視点で成形メーカーを選ぶのが良いのでしょうか。

成形メーカーごとの特色

各社HPなどを確認してみると、自社の強みとしている事業領域(分野や製造ロッド・製造方法)が異なっていることが分かります。メーカーによって、試作開発が得意であったり、量産が得意であったりと、それぞれに特色があります。当然、メーカーによってできること・できないこと、もあります。例えば・・

「設備制約で大きな製品は成形できない。」

「成形はできるが二次加工やアッセンブリはできない。」

「ひと通りできるが、ISOなど必要な認証を取得していない。」

「モノづくりはできるが設計ができない。」

「図面が無いと製造できない。」

「温度域の高い成形は、設備制約で対応できない。」

「一つの製法でしか提案(モノづくり)ができない。」

「塗装ができない。」などなど・・開発の段階で、お客様自身が製品に見合った製法を検討、試案することはとても困難な作業です。

UCHIDAにできること

ワンストップで対応可能

当社では、CFRPをはじめとする複合材の成形加工において、設計・解析からCFRP製造、二次加工・アッセンブリ、塗装、品質保証、試験までOne-stopで対応しています。そして、試作開発から多品種少量生産までお客様のニーズに合わせた対応が可能です。

幅広い分野の製品製作に貢献

1968年マネキン製造の創業から2輪(レース用バイク)、4輪(レース用車両や次世代自動車、オプション部品)、航空、宇宙、海洋、ロボット、防衛、医療、福祉、スポーツ、アート、産業機器など幅広い分野に弊社の製品が貢献しており、最近では、空飛ぶクルマ『eVTOL』や月面探査車の開発なども行っています。

UCHIDAの設備

CFRPの成形方法

オートクレーブ成形

RTM(Resin Transfer Molding)成形 

Va-RTM(Vacuum Assisted-RTM)成形

プレス成形

ハンドレイアップ成形

フィラメントワインディング成形

シートワインディング成形

引抜き成形

3Dプリンター

当社では■色の製法に対応しております。

用途や形状・ロッドなどにより様々な成形方法が存在します。

 

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UCHIDAについて - 創業55年

当社では、FRP・GFRP・CFRPを用いたCFRP成形加工メーカーとして多くの技術ノウハウを活用し、設計・解析から製造、二次加工・アッセンブリ、塗装、品質保証、試験までワンストップに対応しています。

UCHIDAの設備

UCHIDAではお客様の高度な課題にも対応できるように最先端の設備を導入しております。

動画で見るUCHIDA

下記動画にて製造工程を細かく紹介しております。是非ご参照ください。

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